抹茶味

止まって少し進んだり
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止まって少し進んだり

審美眼

絵の講師の方が
「手と目を育てていくことで描けるようになっていくが、手よりも先に目が育ちすぎてしまうと描くのがつらくなってしまう。」
と発言してらして
本当にそれ!と思った

自分がへたくそ、これじゃないことはものすごくわかるのに
修正できない
(ごちゃごちゃいじり続けるけど改善しない。
当てずっぽうにやってるだけ。)
と、もう描くの無理!ってなるから。

私が嫌だーーってなるのはいつも対自分で
自分の中にある理想やイメージと
かけ離れすぎてる実力や実物が気持ち悪くなる。



世の中には、パッと見明らかに拙いものも
自信満々で晒せて
しかも「○○より評価されないのはおかしい!自分の方が素晴らしい!」
くらいのことを思える人もいるわけだ。

犯罪者思考と言えばそうだろうけど。
自己嫌悪しないという点は羨ましい。

羨ましいけど、
他責する人って本当に一生成長しないから。
そうなりたいとは思わない。

堂々巡りだなー。
サナギと繭

サナギと繭

今年、養蚕施設を見学に行って
「育てた蚕が繭になったら茹でて、中身の死んだ繭を加工する」
という事実に驚いた
いや全然、考えてみれば当たり前なんだけど
考えたことがなかったから……

でも、単なる命に
意味とかやりがいとか求めるのは
人間の悪いところなんだろうな。
ただ目の前のことにフォーカスして全うすれば
それで十分なのであって。

養蚕業が残酷な気はしてしまうけど
日常的に虫を叩き殺す私が可哀相とかいうのは違うよね。


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最近よく寝てるから
脳が溶けてる気がする

そういう時期は人生にたまにある
いっぱい眠ると、過去や感情に現実感がなくなって
結果的に性格が変わる……
それは大袈裟かな?
でもなんか、いろいろどうでもよくなる感じがする。

サナギのなかで一旦自分を液体にして
違うガワをゼロから作り直しても
引き継がれる記憶って何なんだろう
何が残ってれば自分なんだろう……

みたいなことも定期的に考えるけど
特に答えはない。
優しいスピッツ

優しいスピッツ

諸事情あって、高崎電気館で観てきました!
ちょっと奥まった場所にあるレトロな施設で、
それ自体楽しかった笑

ライブよりじっくりライブを観られて
トークもありのゆるい雰囲気も満足

私は母親がスピッツファンで、
幼少期聞かされ続け
思春期以降は自主的に好きなので

家に初期のアルバムもあったし

いろんな年代&普段演奏しない曲のセトリでも
イントロ3秒で
○○だ!
ってわかるのが何だかうれしかった

逆に超〜有名な「運命の人」
アレンジに戸惑って一番わからなかったかも……

しみじみ聴くと、またあらためてしみじみ好きだなって思う。
観に行けてよかった。
これからもずっと好きだなとあらためて。
弾丸金沢旅

弾丸金沢旅

どうしてもポケモン観たくて
無理やり。。

本当に行ってよかった

もう入ってすぐのブイズだけで
元とった感あったけど
どれもこれも本当に超絶技巧で

こんなに幅広いプロフェッショナルの工芸作品が
ひとつのテーマで新規作成される展示って
それ自体が奇跡じゃない?

図録も通販したから
またじっくり反芻したい
ままならない

ままならない

夜中から、いぬの体調不良で
お世話や通院、バタバタしてたけど
ようやくひと安心かな……

普段「対等な人間」と接してると
多くを望みすぎなんだよねえと改めて思った

トイレしてくれるだけで!ごはん食べてくれるだけで!
よかった!うれしい!ありがとう!
って心底思えるこの感覚がさ……

子犬というにはやや大きくて
性格も穏やかで賢い子ですらこんなにハラハラするんだから
他の子犬や、人間の赤子の世話をしてる人は
本当にすごい。
いままでも頭ではわかってたけど。しみじみと。